
IMADA MX-3 500N / Force Gauge Stand
IMADA 2025
『繋がる』がコンセプトの新世代のフォースゲージ用電動計測スタンド
『IMADA MX3-500N』
計測機器・産業機器メーカーの株式会社イマダ様(本社:愛知県豊橋市 代表取締役社長 今田 充洋)との2023年からのコラボレーションにより様々な製品開発に取り組んでいます。
第一弾となる『IMADA MX3-500N』は、拡張性・操作性・コストパフォーマンスを兼ね備えた次世代の電動計測スタンドです。オプション追加により多様な測定に対応し、設備やPCとの連携も可能。シンプルな導入設計ながら、ユーザー自身がニーズに応じて機能を進化させることができ、研究・品質管理分野の測定環境を革新します。
・最大500Nまでの荷重を安定して負荷することが可能な電動計測スタンド
・試験条件(速度、負荷方向)の均一化により、再現性の高い測定を実現
・フォースゲージ連動機能により、荷重値による動作制御が可能(荷重値キープなど)
・試験条件の設定・保存・読み込みが可能な専用ソフトウェアが付属(DL版)

開発ストーリー
近年、荷重測定の対象は多様化し、従来の計測機器では個別対応が必要となるため、導入のハードルが高いという課題がありました。そこで、汎用性と拡張性を兼ね備え、多様な測定ニーズに対応可能な電動計測スタンドを開発しました。
特に製造業や研究開発分野では、再現性の高い測定と業務効率の向上が求められ、設備やデジタルツールとの連携が重要視されています。
本製品は、オプション追加による機能拡張が可能で、ユーザー自身がニーズに応じたカスタマイズを行える設計としました。
市場ではスマートファクトリー化が進み、設備間連携やデータ管理の需要が高まっており、本製品はこれらのニーズに対応し、計測環境の革新を目指しました。
本製品のデザイン目標は、計測機器の操作性・拡張性を高めながら、直感的に使える先進的なデザインを実現することでした。
そのために、支柱の六角形とボディの変則的な八角形を組み合わせることで、洗練された印象の一体感、精緻感、スリム感等のデザイン性と安定感、強度等の機能性能との両立を図り、製品コンセプトの『繋がる』イメージを実現しました。
また、従来の計測機器は無機質なデザインが多かったため、中性的で親しみやすいCMFデザインにも拘り、作業環境への調和を意識しました。
さらに、ユーザーがオプション追加やソフトウェア連携を容易に行えるよう、モジュール交換をシンプルにし、機能拡張のしやすさを追求しました。
その結果、使いやすさとデザイン性を両立した次世代の計測機器として、幅広い産業分野での導入が期待され、測定業務の効率化や精度向上に寄与する製品となりました。


IMADA MX3-500Nの特徴
1.高まる測定の再現性
・最大500Nまでの荷重を安定して負荷
・圧縮・引張の方向と試験速度を均一化
・剛性が高く、たわみが少ない設計
2.多様な測定に対応
・同じ動作を連続して行う繰り返し耐久試験が可能
・指定荷重値をキープする耐久試験が可能(※2)
・多彩なアタッチメントを取り付け可能なテーブル
3.簡単な操作
・日本語/英語表示に対応したディスプレイ
・ダイヤルを使用した試験条件の簡単設定
・試験条件の設定内容をひとめで確認可能
・PCから試験条件を設定可能なソフトウェアが付属(※1)
4.作業性、安全性を高める機能
・ノブ位置調整によりストロークを簡単に調整
・設定速度、最高速度で移動するマニュアル移動ボタン
・試験開始/終了に合わせてトリガー信号を出力(※2)
・パスワードで設定をロックできるロック機能を搭載

六角形の支柱と八角形の本体の構成により、一つの塊のような一体感のあるデザインを実現。

背面まで気を配り360°破綻のない、一体感があるシームレスなデザインを実現。

フォースゲージの取り付けイメージ

オプションアタッチメントの取り付けイメージ

IMADA MX3-500Nの商品ホームページ