Corpolate Branding
For YOGO HOME & MOBILITY Co. 2020～
余合ホーム＆モビリティ株式会社様のコーポレイトブランディング
『自動車業界で培った最先端技術の住宅(スマートホーム）への展開』をテーマとした、難しい技術や伝わりづらい価値を解り易く伝える企業のブランディング。
余合ホーム＆モビリティ株式会社様（愛知県名古屋市）の余合繁一社長はトヨタ自動車でハイブリッド部門を立ち上げた、名実ともに素晴らしい実績のある技術者です。レクサスの最上位車種であるLS600H のチーフエンジニアを経て、実家の家業であった住宅設備の金具の会社を継がれ、社長に就任されました。
同社はEV車両の先行開発を行いながら、自動車業界の先進技術を住宅のスマート化に役立て新しいシナジーを生む分野を創るという理念の元に、優れた技術で大手の住宅メーカー・住宅設備機器メーカー（キッチン・水洗等）に収納・扉の開閉部に機能・コストに優れた金具を供給して成長している企業です。同社の優れた技術をデザインの力でより多くの人に解り易く、価値を伝えるための企業ブランディングの役割で協業しており、3 年間の取り組みで同社の売り上げと利益率の向上に貢献しています。
STEP1.企業スローガン・キャッチコピーの考案
これからのビジョンを含め、どのような会社かを顧客に解り易くキャッチーに伝えるための企業スローガン及び、キャッチコピーを同社の皆様と社内コンペを実施しつつ何度もディスカッションを重ねつつ、練り上げました。そして、最終的に決まったキャッチコピーがこちらです。
『今の“動き”を変えていく。』
STEP2.企業ロゴのリニューアルデザイン
新しい企業ロゴデザインのコンセプト
・暮らしにやさしさとうれしさを。
・普遍的なシンプリシティ。
・世界に誇れる日本の技術力。
・洗練された高品質感。
・ユニークな着想と創造力。
世界に通用するブランドイメージを実現すべく、およそ3か月間の試行錯誤とディスカッションを経てロゴデザインを完成させました。
※下記に思考のプロセスやロゴデザインの意図を解説しています。
STEP3.コーポレイトツールのデザインを刷新
名刺
カレンダーカード
パンフレット
各種封筒類
ユニフォーム
STEP4.コア技術を可視化し、ブランド化する「ＳＭＯＯＶＥ」の立ち上げ。
余合ホーム＆モビリティ株式会社様のコア技術である、暮らしに関わるあらゆる「動き」に対するお客様のニーズを実現する動きのコンサルタントとしての技術力と提案力を「SMOOVE」と名付け、コア技術ブランドとして、よいビジュアルで解り易く伝えることを趣旨として、同社の皆様とディスカッションしならら継続的に日々取り組ませて頂いています。
ロゴデザインのコンセプト
・やさしさ
・なめらかさ、やわらかさ
・親しみやすさ
・上質な動きと
・機構の妙
・躍動感
・高揚感
難しい技術を解り易く説明するためにCGを中心としたシーンイメージ制作や、機構解説CG、ピクトグラムのデザイン、キャッチコビーや文章の作成等をきめ細かく行い、より多くのお客様に理解頂けるコンテンツ制作に下記を一例として取り組んでいます。
STEP5. コア技術ブランド「SMOOVE」のカタログとウェブコンテンツ制作
ロゴデザイン・イメージカラー・具体的な技術の可視化のコンテンツを冊子にまとめ新しい営業・PRツールとして集約しました。これによって同社のイメージチェンジを大きく印象づけたことで、新規顧客開拓や優秀な人材確保に効果が出ています。
STEP6. 新しい企業ブランドイメージを集約したウェブサイトのリニューアル
新しい企業ブランドイメージと技術ブランド「SMOOVE」のコンテンツを充実させ、経営陣の皆様がこれから実現したの企業のビジョンを動画やCGで可視化したウェブサイトのリニューアルを行いました。コンテンツは常に追加更新を行っています。
※画像をクリックするとホームページにリンクします。
STEP7.画期的な新サービスをアニメーションで解りやすく伝える動画制作
動画制作の一例として、同社が共同開発している、DX社会で活かせる画期的なハイブリッドQRコードについてのPR MOVIEをアニメーションで制作。インタｰメディア研究所と余合ホーム＆モビリティー社が共同で開発展開するDX社会に役立つ画期的な製品です。何が画期的で、平常時や災害時にどのように役立つのか、難しい技術を解りやすく可視化しました。